放射線治療後-回復期2004年9月19日【はじめに】 私が受けた放射線治療は、初めて頭頚科を受診してから、終了するまで2ヶ月かかりました。回復期を含めるたら3ヶ月にも及びます。 治療が終わって1ヶ月がたちました。治療後の方が大変だったが、おかげさまでやっと身体が楽になってきました。治療後どのように身体に変化があり、どうなってきたのか記しておくことにしました。 なお治療中については別ページ;放射線治療経過一覧を見てください。そして日々の変化については、日記に公開していますのでそちらも参考にして下さい。(2004年6月~ ) ◎感想 当たり前なのかもしれないが、先生や看護婦さんが言った通りになって驚いた。患者さんから質問もされるだろうし、患者さんからも教えてもらってるだろう。副作用について、発現時期や回復期間の予想が的確であった。予測は一つの目安になり、不安を少なくして、我慢も出来た。「2週間もすれば良くなりますから」と言われて理由ががわからずに「このことだったかでも2週間後は大丈夫だ」と自分を励ました。 【副作用の推移】 痛みや不快感を5段階であらわす。何もないときが0(ゼロ) 終了後1週間 皮膚:3→5 日焼けというよりやけど 咽頭:5 飲み込み時激痛 口腔:2 やわらかいものを飲み込んでたので平気 だるさ:寝ているだけ外出無理 食欲:栄養いらない 工夫した食べ方に慣れた。 終了後2週間 皮膚:5→3 やけど治療用の包帯外れた 咽頭:5 飲み込み時激痛 口腔:3 口内炎出来る だるさ:机に向かう気力がでた。短時間の外出大丈夫 食欲:多少の塩味平気。甘みを感じないので食べても満足できない。 終了後3週間 皮膚:3→1 皮膚が引っ張られる感覚残る 咽頭:4 塩や酸味がまだしみる 口腔:4 皮膚や咽頭が痛くて思い出したように口内炎痛 だるさ:外出できる。栄養がとれてないので疲れやすい。 食欲:あるけど食べれない。お腹は空いている 終了後4週間 皮膚:1→0 不快感全く無し 耳の中の日焼けも綿棒で取れる 咽頭:3 炎症治まってくる。声のかすれ少しづつ回復 口腔:4 噛むようになって奥歯痛 だるさ:生活のリズム取り戻す。長時間の外出(仕事)大丈夫 食欲:栄養状態はよい。まだ食べ始めるまで時間がかかる。 9月19日現在 皮膚:0 ヒゲ生えずツルツル。日焼け痕の様 咽頭:2 炎症一部残る。 口腔:3 知覚過敏でハミガキ時痛み だるさ:疲れがたまるまでがんばれる。気力はある。 食事:食事は大変手をかけたものを作ってもらい栄養がとれるので感謝しています。昨日はてんぷらを食べて満足しました。水分がなければ飲み込めませんが、のどが痛くないのでたくさん食べる事が出来ます。胸がやけるほど食べたので、体重も連れより重くなるでしょう。味は今ひとつわかりません。でもエビはエビの味がわかるし、カキアゲのなかのワカメの味もわかるようになりました。 でも甘みは今ひとつわからなくて、「これはモンブランだよな」とは思っても満足しなくて、目をつぶって考え込んでしまいます。味覚は1ヶ月でここまでもどれば十分でしょう。唾液はしばらくかかりそうだけど、これだけ食べれているのだからありがたいと思います。 |